⑧より楽に話す

カジュアルな話し方スタイルについて

 人前で話すこと、スピーチは不特定多数の方に向けて話すことも多いので、形式に則ったフォーマルなスタイルの方が良いと思われるかもしれません。

 しかし、実はカジュアルな話し方のスタイルの方が、使い勝手が良いのです。

 結婚式などのフォーマルの場でさえも、カジュアルな話し方は十分通用します。実際、時代の変化もあるのでしょうか、結婚式のスピーチでは、カジュアルな話をされる方も多く、全く違和感がありません。

 むしろ、カジュアルなスピーチの方が好感を呼ぶことも多いのです。表面だけ整えた堅苦しい美辞麗句よりも、気持ちのこもった話し言葉の方が、人の心を打つということでしょうか。

あがり対策のための話の内容はこちらから

マイクを持つ手

フォーマルなスタイルのデメリット

 フォーマルな話だと、

〇普段話さない言葉を使用するため、忘れやすい、言葉を嚙みやすい、それに伴い、より緊張してしまう。

〇話が硬くなり、とっつきにくい。

〇かっこをつけているように感じる。

といったデメリットがあります。

カジュアルなスタイルのメリット

 逆にカジュアルな話し方だと。

〇普段の言葉遣い(丁寧語)でよいので、余計な心配をしなくてよい。アドリブに対応しやすい。

〇感情が乗りやすい。

〇とっつきやすい。聴き手との距離を近づけやすい。

〇気さくで好感を得やすい。

というメリットがあります。

カジュアルな話し方は使い勝手が良いスタイル

 式典などのよりフォーマルな場所では、カジュアルすぎるスピーチは適しません。

 しかし、どの程度の丁寧語であれば、通用するかを考えた上で、問題がなければ、格式ばった普段使わない言葉遣いはできるだけ避けた方が良いと思います。もしくは、使用するとしても、話の始めと結びにのみ使用するとよいでしょう。(始めと結びだけの使用であっても、十分に話は締ります。)

 カジュアルな話し方というのは、(普段友人と話しているように)数人の前でのミーティングから大人数の前での公演まで、同じスタイル(厳密には、言葉遣いなどの違いはありますが)で話せるので、話す環境が変わるごとに、その違いについて意識しすぎなくてよく、大変使い勝手が良いスタイルなのです。

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 1つのスタイルがあれば、どの場所でも通用することを知っていれば、ぱっと話を振られた時も、過去に話した内容をベースに乗り切れたりします。その分、心に余裕が持てるのです。

東京話し方教室では、こういった話し方のスタイルのような実戦で役立つ「あがりの知識」を厳選してお伝えしています。

人前で話す際に、意識していられる内容は2~3つ程度といわれています。東京話し方教室では、人前での練習を何回も繰り返します。そうすることで、あがりを克服するための意識するポイントを無意識(癖)の域まで、落とし込み、何も意識せずとも「あがり」を起こすことなく話せるよう全力でサポートいたします。

あがり・話し方でお悩みの方は、ぜひご受講ください。

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