⑫内容にとらわれすぎない

 内容だけにとらわれすぎない。

 話しの内容は、もちろん大切ですが、そればかりにとらわれて不安を感じる必要はありません。

 聞く人は、話す人のどの部分を重視してとらえているのでしょうか。メラビアンの法則によると視覚情報(見た目、動作)が55%聴覚情報(声の様子)38%言葉(話の内容)7%であると言われています。

 言葉(話の内容)は7%であるに対して、それ以外の「見た目、動作、声の様子」で93%、実に9割以上を占めています。

これは話しの内容よりも、話し方や声の方が、聞く人に与える印象が大きいということです。

 

前向きな男女

 

内容より話し方が大切 

 話しの内容よりも、まずどのように話すかということが大切です。

 「話し方」が与える印象が強いため、話し方がしっかりできていれば、話しの内容は完璧でなくでも問題ありません。

 話づくりに力を入れすぎると、労力がかかりますし、完璧な話を作ることはとても難しいことです。時間をかけて話を作り上げたとしても、本番しっかりと話せなければ、その良さを伝えきることはできません。

むしろ、作りこまれていない話でも、わかりやすく整理されていれば、それで十分伝わります。内容に完璧を求めるのであれば、話し方で工夫したり、話す練習をした方が効果的なのです。

 もし、話の内容づくりに不安を感じたら、内容の与える印象は「たった7%」と思い出してみてください。少し気が楽になるかもしれません。

話し方やあがり対策は、実践してこそ成果が出ます。

知識を実際に使えるように自分に落とし込みたい方は、ぜひ講座をご受講ください。

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