東京話し方教室(東京話し方スクール運営)はあがり症改善を重視した話し方教室です。東京・大阪・京都・柏で開講。人前のコミュニケーション・スピーチ・プレゼンテーションでお悩みの方に。

「自分に投げかける言葉」の大切さ

 あがりを克服するためには、「自分に投げかける言葉」もとても重要です。あがりで悩んでいる人は、失敗をすると「どうして自分はこんなにダメなんだろう。」「こんな恥ずかしい思いをして、まわりから馬鹿にされているだろうな。」などと自分を悪くとらえ、卑下しがちです。

 しかし、これらの否定的な言葉は、自分の成長を妨げてしまいます。

気持ちを込める人たちのイラスト

 心理学でこんな実験があります。

 AさんとBさんの二人組になります。Aさんは初めに何もしない状態で片腕を肩からまっすぐ横に(地面と平行に)伸ばします。そして、Aさんはその腕を上に押し上げます。Bさんは、上からAさんの腕を押し下げて上がらないようにします。その時の力の強さを覚えておいてください。

 一旦力を抜いて、その後Aさんは「私は何をやってもうまくいかない、気分が落ち込む、悲しい、最悪だ」などと否定的な言葉を何個か声に出して唱えます。その後、再度同じ実験をすると、なんとAさんがいくら力を入れても先程のように腕が上がらず、Bさんは簡単にAさんの腕を押し下げることができるようになるのです。正確に言うとAさんの腕に力が入らなくなるのです。

 逆に今度は、Aさんに「私は何でもできる。いい気分だ、明るい、最高だ。」などと肯定的な言葉を何個か唱えます。その後、同じ実験をすると、今度はAさんの腕はどんどん押しあがり、Bさんは押し下げるのに苦労します。Aさんの腕により強い力が入るようになったのです。

 これは、自分に投げかける「言葉」によって、「自分が出せる力がどれだけ違うか」ということを示す実験結果です。

 同じように「自分はできるぞ」「今回もうまくいくぞ」などと肯定的な言葉を投げかけて取り組むと、人前で話す時もより強い力が発揮できるのです。逆に否定的な言葉を投げかけていると、せっかく上達しかけていても、力が抜けてしまい、成功を妨げてしまうことになりかねません。自分に投げかける言葉にはぜひ気を付けたいものです。

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