⑩失敗を受け流す工夫

落ち込みへの対処が大切です。

失敗に落ち込む女性

話し方の練習を積めば、少しずつ確実に上達します。しかし、時には発表などで思ったほどできず、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

そんな時、せっかく自信を持ちかけていたのに、くじかれて元に戻ってしまうことがあります。ひどい場合には、「何をやってもダメなんだ!」と練習する前よりも自信を無くしてしまうこともあります。

「話し方」や「あがり」と向き合い、練習を積むことで、少しずつでも確実に上達してます。しかし、せっかくの上達を「落ち込み」が台無しにしてしまうのです。

非常にもったいないことです。

内面で感じる実感は非常に強いので、失敗したと感じると必要以上に不当に自分を責めてしまいます。

あがり」を克服するためには、しっかりとした自信をつけるまで、「落ち込み」から自分を守る必要があります。そのためには、失敗を受け流す工夫が必要です。

イメージで失敗を受け流す

ここでは、イメージを使った「失敗を受け流す方法」を紹介します。

①自分の横に、1本の川が流れているとイメージします。

②失敗した時のイメージをクシャクシャと紙の様に丸めます。

③②で丸めたものを、横の川に投げ捨ててるイメージをします。そうすると、丸めた失敗のイメージは川下に流れ去ってなくなってしましまいます。

気持ちが楽になったと思いませんか?

イメージの力は強力です。シンプルな方法ですが、落ち込みそうになったら、速やかに処置し、あまり深く悩まないようにすることが大切です。

気を取り直す女性

失敗を受け流す方法

東京話し方教室の講義では、他にも「失敗を受け流す方法」をお伝えしています。

次の2つのことも気を留めてみてください。

聞き手から見ると、それ程悪い出来ではなかったかもしれないこと。

(自分自身の印象より、聞き手が好印象を持っていることはよくあります。)

多くの人が、同じようなケースで落ち込んでいるということ。

(同じような経験をしている人は、意外に多いものです。失敗するのは自分だけではありません。)

悪いイメージが浮かんでも、あまり自分を責めすぎないようにしましょう。

「そんなに悪くはなかった。」、「誰でも落ち込むことがある。」、「次は大丈夫」などとできるだけ肯定的な言葉を投げかけるようにしましょう。

話し方やあがり対策は、実践してこそ成果が出ます。

知識を実際に使えるように自分に落とし込みたい方は、ぜひ講座をご受講ください。

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