自己紹介であがるのは、自分のことを話し、周りと比較されるから

新年度といえば「自己紹介」。学生の方も、ビジネスマンの方も機会があると思います。

 「人前で話すのが苦手」、「あがる」という人の中には、「自己紹介はできれば避けたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。

 自己紹介に苦手意識を持たれるのはどうしてでしょうか?以下に挙げてみました。

  ①大勢の人の前で話すから

  ②自分のことを話すから

  ③他の人と比較されるから

 ①は当然のこととして、②の「自分のことを話すから」ということは大きい理由だと思います。

 実は、プレゼンテーションのように、「自分以外のことを説明するのはそれほどでもないけど、自分のことを話すのは苦手」という人は意外に多いものです。

 これは③の「他の人と比較されるから」にも通じます。つまり、「自分のことを話して、他の人と比較されることがイヤ」ということです。

 この問題を解決するためには、「自分について話すこと」で、聴き手から「どれだけ悪く思われるのか?」「他の人と比較されるのか?」ということについて、実際に知ることが大切になります。

 話し方教室やコミュニケーションスクールなどで、人前で話した後、聴き手から感想を聞いてみると、自分が思ったより「悪くとらえられていない場合」が多いのです

 その事実を知り、実感することで、「自分のことを話す不安」が減り、やがては自己紹介で話したくらいではビクともしなくなります。

話し方教室やコミュニケーションスクールに行かなくても、ぜひ、周りに「自分の自己紹介はどうだった?」と聞いてみてください。きっと思っている程、悪い印象を与えていないと思います。それで、自己紹介の苦手意識がすこしでも和らぐと良いですね。

この記事を書いた人

目次