あがり症の特徴や改善について

 

あがり症の特徴について

あがりながら前で話している人の手元

東京話し方教室 講師の三原です。今回のブログでは「あがり症の特徴や改善について」についてご紹介いたします。

学生でも人前で話す機会がある人もいますが、社会人になれば更に多くなる方も少なくありません。例えば企画開発を行う部署で働く人は自分で作成した企画書を説明する時も多いです。

また、プレゼンテーションをする時はクライアントなど複数の人の前で説明をしなければならない機会も多くあります。人前で話すことが多い人の中にはあがり症に悩みを抱えている人も珍しくありません。

あがり症になっている人の中にはプレッシャーを感じたり、練習不足によってなってしまう方も少なくないです。まだ自分があがり症かわからない人は特徴を知っておくことで判断できる可能性があります。

特徴の一つとして挙げられるのが脈拍が早くなることです。不安などを感じることで普段リラックスして生活している時よりも脈拍が早くなる人が多く、実際に経験したことがある人も少なくないでしょう。

その他の特徴としては動悸になります。動悸とは普段よりも心臓がドキドキする症状のことになります。

ストレスや緊張状態にないところで動悸がする人は何か病に患ってる人もいますが、人前に出た時だけ動悸の症状が現れる人はあがり症の可能性があります。

実際に人前で話している時に汗の量が多いと感じた経験がある人も少なくないでしょう。発汗も特徴の一つになります。この発汗は体温が上がることで発生します。動悸や脈拍のスピードが上がる症状は人前で話していても気づかれる危険性が少ないですが、発汗は表に現れるので気にする人も少なくないでしょう。

また、白色のカッターシャツなどを着用していると汗が目立つのでコンプレックスを感じる人も多いです。赤面も特徴の一つになります。赤面とは顔が赤くなる症状になります。発汗と同様に表に現れる症状の一つで緊張していることやあがり症であることを人に気づかれやすいです。

緊張状態に陥ると赤面だけでなく、身体に震えを覚える人もいますが、身体の震えも特徴の一つです。マイクを持つとその手が震えたり脚が震えてしまう人も少なくありません。

人によっては赤面や発汗は周囲の人に気づかれないように誤魔化すことができる方もいますが、震えは遠くで話を聞いている人には気づかれませんが、近くで話を聞いている人には気づかれます。また、声なども震える人もいるので、隠せない特徴の一つになります。その他にも声のうわずりなどを挙げることができます。

あがり症を改善するためのポイント

このような特徴を挙げることができますが、あがり症であると判断することができた人の中にはどのように改善をすればいいのかわからない人も少なくないでしょう。改善するためのポイントとして挙げられるのが、身体をリラックスさせることになります。

基本的に人前で話す時に上半身などに力が入りすぎてしまっている方は多いです。力が入りすぎている状態であれば手足や声が震える可能性が高いです。

当然、人前で話す時に震えなどが起こる人はリラックスをするだけで簡単に直すことは難しいですが、ストレッチをして硬直している状態を改善することで対策ができる可能性があります。その他の改善するためのポイントは腹式呼吸をすることです。肺呼吸よりも腹式呼吸をする方が声の震えなどが起こりづらいとされているので、改善を期待できます。

また動画などに自分が話している様子を記録して後で見返すことで自分に自信を持つことができ改善できる可能性があります。あがり症の人の多くは自分に自信を持つことができない人もいます。

動画を見返すことによって自信を取り戻し改善を期待できます。その理由は自分の話す姿が自分が想像しているよりは上手く話せている人が多いからです。

客観的に把握することで自信を取り戻し、どもりなどを少なくできる可能性があります。また、もし自分が想像するように出来が悪かった時でも改善をするために動画は役立てることができます。

改善方法はその他にも話し方教室に通うことを挙げることができます。

話し方教室に通って克服しよう

実際に自分ではあがり症を克服できないと感じる人もいます。例えばリラックスを心がけても最終的に人前に出ると赤面してしまったり、腹式呼吸をしても自分が求めている成果を得ることができなかったという方も少なくないでしょう。

そのような人の中には話し方教室に通っている人もいます。話し方教室では受講生の立場に立って親身になって指導をしてくれるので、講師の指導を理解して克服のために活用することができます。

実際に教室に通うことを検討している人の中には値段が気になる人も少なくありませんが、教室の中には低価格で指導をしてくれるところもあるので、社会人だけでなく学生でも通うことができるでしょう。選ぶ際にはどのような授業スタイルを採用しているのか確認をしたり、自分で通うことができる場所に会場があるのかなどを把握してから申し込みをしましょう。

 

筆者情報:東京話し方教室 講師・三原
 
話し方教室 全国の教室一覧はこちら