途中でうまく話せていないと感じたら、「相手のために気持ちを込めること」を思い出す。

話しの途中で、「うまく話せていないのでは?」と疑問に思ってしまうことはありませんか?聞き手の反応が薄かったりすると不安になってしまいますね。

このような状況になった時、自分で話しなら反省したり、テンションが下がってくることはよくありません。

聞き手は、そんな様子を敏感に感じ取ってしまい、場全体が白けてしまうからです。

もし、自分がうまくいっていないと感じても、あきらめないで、話し続けることが大切です。場の雰囲気というのは途中から変わることもあるからです。

何か1つでも、印象的な瞬間を残したり、最後に盛り上がってあがったりしたなら、話し全体の印象が良くとらえられることがあります。

あきらめてしまっては、雰囲気の変わりようがありません。雰囲気を変えるための第一条件は「心を込めて話していることです。」聞き手のために、話していることからこそ、聞いてくれるようになります。

「だめだ、どうしよう」と自己反省している瞬間、相手のためではなく、自分の(評価の)ための話になっています。まずは、「相手のために」という意識に切り替える必要があります。

人前で話す時だけではなく、コミュニケーションでは、聞き手のために話す気持ちということはとても大切だと思います。これは話し方のテクニックではなく、心構えですが、話し方教室では、このように心構えや気持ちの大切さについてもお伝えしています。

実際に人前に立ったら、このようなシンプルな心構えの方が役に立ったりします。

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